プラスマイナス岩橋さんは、
吉本興業東京本社所属の芸人です。
今回は、プラスマイナス岩橋の飛び降りと病気の話です。
このページでは、
- 「プラスマイナス岩橋に飛び降りした過去が?」
- 「飛び降りの原因は強迫性障害とチック症?」
- 「実はトゥレット症?チック症との違いは?」
などについてお伝えします。
どうぞ、ご覧ください。
プラスマイナス岩橋に飛び降りした過去が?
プラスマイナス岩橋のプロフィール
プラスマイナス岩橋さんのプロフィールも確認していきます。
【プラスマイナス岩橋さんのプロフィール】
- 名前:岩橋 良昌(いわはし よしまさ)
- 生年月日:1978年8月12日(2024年2月現在 – 45歳)
- 出身地:大阪府交野市
- 学歴:大阪府立交野高等学校卒業、桃山学院大学中退。
- 所属事務所:吉本興業東京本社
プラスマイナス岩橋さんは相方の兼光タカシさんと、
漫才やコント他、お笑いの活動をしています。
プラスマイナス岩橋に飛び降りした過去が?
結論からいうと、実際に飛び降りはしていません。
しかし、ある番組で『飛び降りしそう』になったことがあります。
以前、ダウンタウンの「笑ってはいけない」という番組に出演した岩橋さん。
屋上にいる岩橋さんに向かって、
建物の下にいる浜田さんがいじるという場面がありました。
それは浜田さんのアドリブで、
岩橋さんが屋上から自身のエピソードを語るというものでした。
しかし、浜田さんがいじることで、
意味不明な言葉を叫ぶ行為を繰り返していた岩橋さん。
ついに癖が爆発し「飛び降りてしまうぞー!」と叫びました。
実はこのシーン、「やってはいけない事をする」癖がある岩橋さんを理解し、
飛び降りても大丈夫なようにハーネスのようなものをつけていたので、無事でした。
もしハーネスがなかったら、ゾッとしますね・・・!
飛び降りの原因は強迫性障害とチック症?
飛び降りしそうになった原因はチック症?
結論からいうと、飛び降りしそうになった原因は
チック症ではなく、強迫性障害によるものです。
チック症について否定
チック症については、
プラスマイナス岩橋さん本人は否定しています。
岩橋さん本人のX投稿は次の通り。
ちなみにチック症に似た病気「トゥレット症」についても否定していますね。
チックは、起こってしまう素早い身体の動きや発声です。
まばたきや咳払いなどの運動チックや咳払いや鼻すすりなどの音声チックが一時的に現れることは多くの子どもにあることです。
多くの場合には、そのまま軽快します。
「トゥレット症」となる場合は、
症状が治まったチックが再び出現し、強まったり、より複雑な動きや発声がみられたり、ということを繰り返しながら、
多彩な運動チック、音声チックが1年以上にわたり強く持続し、日常生活に支障を来すほどになることもあります。
その場合にはトゥレット症とよばれます。
他にチック症やトゥレット症の有名人はいる?
プラスマイナス岩橋さんと似ている行動が見られるのは、「ぼんちおさむ」さん。
21個もの癖があると言われており、それらはチック症だからという見解があります。
ジミー大西さん。
若い頃からずっと落ち着きが全くないことからチック症と噂されています。
ビートたけしさん。
肩の独特な動きなどからチック症ではないか?と言われています。
飛び降りしそうになった原因は「強迫性障害」
「強迫性障害」に関しては、診断されたことを告白していました。
こちらの2022年10月17日のX投稿は、
ネットニュースでも取り上げられていました。
こちらのスポニチのネットニュース記事では、
「強迫性障害」について次のような説明を付け加えています。
強迫性障害とは、不安障害の一種で、強い不安や恐怖、こだわりから、
自分でもつまらないことだとわかっていてもそのことが頭から離れず、
同じ考えや行動を止めることができず、日常生活に支障が出る病気。
「とらわれ」の病|とは?
「NHK福祉ポータル ハートネット」では、
「強迫性障害」について次のように説明しています。
「強迫観念」によって、
よって引き起こされる不安や恐怖などを打ち消すために、
同じ行動を繰り返すことを自分に強いる…(これが)「強迫性障害」の症状。
「強迫性障害」の原因については、
今のところ解明されていないそうです。
脳の神経伝達に関係していると考えられ、
発症の背景にはストレスや生活環境の大きな変化があるケースが多いと見られています。
症状例としては、
「洗わずにはいられない」「確かめずにはいられない」という傾向があるそうです。
- 何回も手や体を洗ったり、汚れがついていると思うものに触れることを避ける。
- ドアの戸締りや電気を消すとき、実際にはできていても、何度も確かめたくなる。
誰にでも経験はあるものですが、
強迫性障害の人には過剰なあるということでした。
画像は、「ぼくは強迫性障害 (彩図社文庫) 」の表紙。
さらに「とらわれ」の現れ方については、
「汚染」「洗浄」「確認」の他にも様々なケースあるそうです。
「加害」(意識)の場合は、
自分のせいで人に危害を加えてしまわないかという強迫観念。
「儀式」(不吉や道徳に縛られる感じ)では、
「道を曲がるたびに神仏への礼拝を唱えないと…悪いことが起こる」
という考えにとらわれる…ようなケース。
「こだわり」…数、色、(左右や上下の)対称、順番、寸法などに対して、
自分なりの決まったルールがあり、そのことに過剰にとらわれる。
調べた印象では、
自閉スペクトラム症の特性と重なる部分もあります。
プラスマイナス岩橋の強迫性障害に関するエピソード
プラスマイナス岩橋さんは、強迫性障害ですが、診断受ける前から
「やってはいけないことをやりたくなってしまう」という癖がありました。
法務省による『第72回 社会を明るくする運動~#生きづらさを生きていく。~』では、
「大人になっても衝動が消えない。それ(やってはいけないこと)が浮かんで、消して、浮かんで、消しての強迫観念がずっと続いている」
と明かしています。
エピソード(1)
専門家の解説と教養のポータルサイト「SYNODOS」のインタビューでは、
プラスマイナス岩橋さんは、
「クセ」のドキュメントを届けたいと答えています。
この中では、以下のような話をしています。
先生に「問題を全部見て、簡単な問題から解きなさい」と言われたんですが、そう言われると難しい問題から解いてしまうんです。
試験中に鉛筆を全部折ってしまって、最後芯をつまんで書いて、字が薄過ぎて採点できないとか。
マークシートも「悪い例」と書いてある通りにマークしてしまったり。
英単語がなかなか覚えられなかったんですよ。アップルがりんごとか、ステーションが駅とか、それに対して疑問をもつんです。
わざと500個くらいぜんぜん違う意味で覚えて。英語のテストのときは、ぼくだけまったく違うストーリーが出来あがっていましたね。
こうした癖についてプラスマイナス岩橋さんは、
「その瞬間はすっきりしてるんですけど、
ぼくの人生的にはすっきりしていないですね(笑)」と言葉にしています。
エピソード(2)
癖が笑いに変わった瞬間は、
「ジャルジャル」が司会をしていたトークライブ。
デビュー3年目くらいのとき。
プラスマイナス岩橋さんの癖で出たデタラメなトークに対して、
「ジャルジャル」の2人は、
「いやいや、絶対ウソやろ!!こっちは、その話をどんな顔で聞いたらエエねん!!」
と突っ込んでくれたそうです。
そのとき会場がドーンと笑いが起こって…
プラスマイナス岩橋さんは自分の中では衝撃が走ったと表現しています。
「これ(癖)は、表に出してもいいものなのか…」と、
初めての感情だったことを明かしていました。
その後は、クセありきのスタイルで、
芸人さんたちが「おもしろくイジってくれるようになった」そうです。
エピソード(3)
プラスマイナス岩橋さんの癖のエピソードには、
「ダウンタウン」の浜田雅功さんに救われた話があります。
浜田雅功さんから次のようなアドバイス。
「お前のあそこのツッコミのトーンは一定やから、もっと緩急をつけた方がエエわ」
「まじめに聞くしかない」そういう考えが頭を駆けめぐり、
プラスマイナス岩橋さんの癖が発動。
浜田雅功さんに、まさかの「あっかんべー!」
岩橋さんは、
「やってしもた…。何もかも、終わった…」と思ったそうです。
浜田雅功さんは温かい言葉をかけてくれたと、
岩橋さんは明かしています。
「お前、何しとんねん!!」
「お前、おもろいやないか!!」
「いろいろあるかもしれんけど、絶対にやり続けろ。
もし、どこかで何か言われたら、オレがやれと言ってるからと言うたらエエ」
まとめ
プラスマイナス岩橋さん本人は、
トゥレット症やチック症ではないとX投稿しています。
メンタルクリニックでは、
「強迫性障害 」と診断されたそうです。